2015年12月31日

来年に向けて

昨日と今日は出かけている時間が長くて、結局ピアノは弾けないまま今年は終わります。ピアノを弾くのは練習という側面もありますが、ただ弾きたいという気持ちが強いです。しばらくぶりに作曲、編曲もして、また次の作品も作りたいという思いがあります。弾けない間も頭の中はずっと音楽が流れています。
今年は作曲を30曲ほど、アンサンブルとソロの編曲を20曲ほど(いずれも録音してないのも含め)しました。
来年もまた作り続けられたらと思います。そして、少しでも多くの人に聴いていただきたいです。平和を願いながら。


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2015年12月20日

『ヘンゼルとグレーテル』

今日は大阪府島本町のケリヤホールで行われた歌劇『ヘンゼルとグレーテル』を観に行きました。このイベントは町制75周年記念事業ということですが、この歌劇の音楽監督と指揮のパブロ・エスカンデさんからお知らせいただきました。歌劇は英語ではオペラですが、ライプで観るのは初めてでした。「フィガロの結婚」(モーツァルト)、「セビリアの理髪師」(ロッシーニ)、「ルサルカ」(ドヴォルザーク)、「カプリッチョ」(リヒャルト・シュトラウス)などの海外公演をDVDで観たことはありますが、規模は小さくてもやはりライブはいいなと思いました。
伴奏はピアノだけで、パブロさんと奥さんの三橋桜子さんの連弾でしたが、最初から最後まで途中20分の休憩以外はずっと弾きっぱなしで、大変だろうなと思いました。
後でパブロさんに教えてもらったのですが、作曲は エンゲルベルト・フンパーディンクでクリスマス向けの作品らしいです。
最後は子供たちの合唱ですが、うるうるきました。子どもたちの歌声ってなぜか心揺さぶられます。私にとって最大の謎である「音楽はなぜ涙をさそうのか?」を今日もまたまた感じさせられました。

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2015年12月18日

かわいい子たちからプレゼント

今日、近所の乳児保育室の子どもたちからかわいいプレゼントを受け取りました。残念なことに私はちょっと近くまで出ていて夫が受け取りました。小さな子が保育士さんに付き添われて「いつも遊ばせてくれてありがとう」というようなことを言ってプレゼントを渡してくれたそうです。
うちの家は家の前の車の通る道から少し下がった位置にあり、そこから家のまん前の細い道に下りるために家を建てた時スロープを作りました。そのスロープは近所の子や保育室の子どもたちの遊び場になっています。うちの家の前はそれほど交通量も多くないので子供たちは道路で遊んでいますが、やはりスロープは変化があっておもしろいのでしょう。
保育室の子どもたちは時々保育士さんといっしょに散歩にやってきてスロープの所で遊んでいます。ハイハイしている子もいれば、よちよち歩きの子もいます。その様子は本当にかわいらしいです。
保育士さん達とも何度か言葉を交わしていて、私は児童館に行っていてこのくらいの子たちのイベントでピアノを弾いているんですよという話をしたこともあります。私がピアノをしていることは以前からご存知でしたが、児童館のことは少し驚かれていました。
プレゼントの中身は手作りクッキーでした。いっしょにこねたりしたのかな? ほのぼのした気持ちになりました。

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2015年12月14日

「ピアノに合わせてあそぼう」クリスマス編

今日は近所の児童館の「ピアノに合わせてあそぼう」の日でした。12月ということでクリスマスソングを何曲かとはわらべうたなどをいっしょに歌いました。クリスマスの歌は「きよしこの夜」以外は場を盛り上げるようノリノリの感じで弾いたつもり! プチコンサートはモーツァルトピアノソナタ。
児童館では様々なイベントをされていますが、ピアノの日は音楽好きなお母さんたちが来られているのでは?とうかがっています。ここは電子ピアノなのでピアノのようにはいかない部分もありますが、なんとか少しでも喜んでいただけるようにと思いが伝わる演奏を心がけています。
一度はやめようかと思った児童館のボランティアですが、「できる限り続けます」宣言しています(笑)。来年はさらに何か別のおもしろいこともきたらなと漠然と思っています。何でも思うことから始まります。イメージが自分を引っ張っていく感じです。

おとといの朝、久しぶりに曲のモチーフが浮かんだのですぐにボイスメモに歌って録音して、その日の夕方と今日の夕方で大方曲ができあがりました。日々忙しくてピアノを弾く時間は確保しても、作曲までする時間的心理的余裕がしばらくなかっただけに、今回はまたできてよかったとうれしく思っています。忙しい中でもひと時頭を切り替えて曲を作れる感じがわかったので、これからもぼちぼちできたらいいなと思います。


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2015年12月09日

サロンでイタリアンバロック

昨日の夜は、淀屋橋の大阪倶楽部で行われた、日本テレマン協会のサロンコンサートへ行ってきました。今回のタイトルは『リコーダーとバスで辿る…イタリア・バロックの系譜』というもので、このコンサートの音楽アドバイザーのパブロ・エスカンデさんからお知らせいただいていました。パブロさんは今回はずっとチェンバロでした。
出発する直前に夫の仕事の電話が長引いて、7時の開演に10分ほど遅れてしまいました。到着するとサロンの扉2か所が開け放たれホールの外のロビーに椅子が並べられていて、中に入りきれないお客さんがそこに座っていました。私たちは最後尾に椅子を用意していただいて座りました。大きなコンサートホールなどではあり得ないことですよね(笑)。でもその柔軟な感じがいいです。音がやや聞こえにくかったですが、まわりが広々していて雰囲気も良く十分快適でした。そして出演者は私たちの座っているすぐ近くで待機していて、パブロさんとも前半が終わった後とコンサート終了後すぐに話すことができました。

前回のテレマン協会のコンサートは、トルコがテーマでしたが、パブロさんの選曲や編曲はオリジナリティが感じられてとても楽しめます。昨日はヴィバルディ、コレッリ、スカルラッティの曲でしたが、リコーダーとバスが主役でほとんど知らない曲ばかりでした。

ディレクターの延原武春さんはトークがとてもおもしろく演奏者を巻き込んで笑いを誘うのですが、実はとても大事なことではと最近思います。トークが楽しいと場が和みます。演奏者も聴衆もとてもリラックスしたムードの中で音楽を楽しめる。

昨日の朝のコンサートで私もマイクを用意していただいたのですが、もっとうまくしゃべれるようになりたいなと思っています。普段知らない人でも平気で話しかけられるくらいですが、多くの人の前でしゃべる時は誰に向ってしゃべっているのかわからない妙な感覚になります。でも曲や作曲家のエピソードなど紹介して知らない曲でも興味をもっていただき、なごやかな雰囲気の中で聴いていただきたいというのが私の思いです。そのためにはトークの技術も磨かねば!(笑) 


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2015年12月08日

古い幼稚園で

今日は元明倫幼稚園で行われている「きっずぱあく」に参加してピアノを弾いてきました。私が毎月行っている児童館のイベントの担当の保育所の方々が12月はこちら担当ということで、昨年も参加させていただきました。12月なのでクリスマスの曲などの伴奏と、あとはミニコンサートです。いつもは遊びメインのようですが今日は音楽イベントです。

演奏では、モーツァルト、ラモーと自分の曲(作曲と編曲とそれぞれ)をやりました。今日は弾き始めたらあちこち連鎖的に赤ちゃんの泣き声が聞こえてきてあせりました。ああ、私泣かせてるのかな?(選曲が悪い?)それでもだんだん泣き声は少なくなって、途中からは泣いてなかった気がします。後で聞くと眠り始めた子もいたらしいです(よかった)。

自分のやっていることが子どもに適しているのかどうか、それはいつも考えることですが、子どもを連れて音楽イベントに参加したいという思いで来られているお母さんたちがいらっしゃることも間接的に聞いていますので、そういうご要望にはお応えしたい! お母さんたちがリラックスして音楽を楽しんでくださることによって、赤ちゃんや子どもたちも何かいいことなんだと感じてもらえたらという思いはあります。
また児童館や保育所の方々のご要望も強い。それにも応えたい! 結局求められることが何よりうれしいのです。

今日は私のオリジナル曲が良かったと言ってくださった方が何人かいらっしゃって、うれしかった!「伝えたい」というシンプルな思いがピアノを弾くモチベーションになっているのですから。

設計の仕事が増えていて、そちらの手伝いが忙しく、また求められると思われる付加価値に応えられるよう色々やっていて(役立つかどうか不明でも自分が価値あると思えること)、今作曲はストップしていますが、またできる時にはやろうと思っています。

夕方からは、大阪にパブロ・エスカンデさんからお知らせいただいたコンサートに行ってきました。それは、また次の記事に……。 


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2015年12月07日

美男かづら

先日、いつも買いに寄ってついつい長話になるお花と丹波のお野菜を売っているお店に行くと、ぱっと目をひく赤い実の植物(切り花)が目に入りました。前も赤い実の色々な植物のドライフラワーをいただいたり買ったりしていますが、「これ何かわかります?」と私が見ていた植物について聞かれました。「美男かづら?」と言うとやはりそうでした。
この秋何度かお花屋さんやお店のディスプレイで美男かづらの植えてあるのを見てすてきだなと思っていました。けっこう高いんですね。実が赤くならないという話も聞きました。
とにかく、気になっていた植物です。そして、またまた「あげましょうか?」と言って、赤い実のついた一本の枝を適当に切ってくださいました。ええ、そんな、うれしすぎる!
それでその時、お店の方が「美男かづら」(さねかづら)が入っている万葉集の歌を紹介してくださって、その時、万葉集の中身についてあまりしらないことに気づきました。

それで、早速図書館で別冊太陽の「万葉集入門」という本を借りました。このシリーズはけっこう写真も多くて読みやすいから好きなんです。それでぼちぼちと読んでいるのですが写真も美しいし、ちゃんと説明もあってわかりやすい。何より新鮮な驚きは、自然をめでたり、人間関係を歌ったり、短い文章の中に生き生きとした表現が感じられることです。
当然かもしれませんが、7世紀あたりの大昔の人も現代の私たちのような感覚を持っていたことが、不思議な感じがするのです。言葉として残っているからそのことがわかる。それよりもっと昔の人たちも変わらないのかもしれない。唱歌の歌詞なども自然を歌ったものがあって、昔の人は感受性が豊かで表現もすてきだなと思っていましたが、もっともっと昔の人も豊かな自然から多くのことを感じ取って、素晴らしい言葉を残している。

一つ、訳も含めて引用したいと思います。

(額田王 ぬかたのおおきみ)

冬ごもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来(き)鳴きぬ
咲かざりし 花も咲けれど 山を茂(も)み 入(い)りても取らず
草深(ぶか)み 取りても見ず 秋山の 木の葉を見ては 黄葉(もみじ)をば 取りてそしのふ
青きをば 置きてそ嘆く そこし恨めし 秋山そ我は

(冬ごもり)春が訪れると、今まで鳴いていなかった鳥もやってきて鳴く。咲いていなかった花も咲いているけれど、山が茂っているのでわざわざ山へ入って取りもせず、草も深いので手に取って見もしない。
秋山の木の葉を見れば、黄色く色づいた葉を手に取って賞でる。まだ青い葉はそのままにして色づかないのを嘆く。そのことだけが残念なことよ。
なんといっても秋山に心が惹かれる、私は。


春に対しては淡々と、秋には思いを込めて書いている歌。わかりやすくておもしろい。

このような本もこの歳になっておもしろいと思えるのかもしれない。なんとなく見過ごしてきているものの中にまだまだおもしろいものはたくさんあるのだと思います。
好奇心と想像力がどんどん世界を広げていく。歳をとるほど加速している?(笑)

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