2017年04月23日

音楽の聴き方いろいろ

昨日は、いるか喫茶バーでBGM演奏しました。BGM演奏は、お客さんが食べたり飲んだり、しゃべったりしている後ろで弾いているわけですが、私はこういうスタイルがわりと好きです。こちらもリラックスできるから。
シーンと黙って聞いていただくのもいいのですが、もともと音楽というのは皆で楽しむものだというのがどこかにあるのかな? BGM演奏でなくても、音楽聞いてて楽しくなってきたら体を動かしたり、鼻歌歌ったり♪、じーんときたらため息をついたりしていただくのもありかな、私の場合。(以前ファゴットの方とデュオで「ロンドンデリーの歌」を演奏した時、聴きながらご年配の方が鼻歌を歌ってらっしゃったことを後で聞いてうれしく思いました。歌いたくなる気持ちになってもらえたということだと思うし)。
緊張感のある中での音楽というのは、本当のところ好きかどうかわからない気がしないでもないです(←まわりくどい)。

先週の小倉山サロンの音楽会でも、コンサート形式で弾いたのとは別に、「弾きたい人はどうぞ」と言ってくださったので、皆さんが食事しながら歓談していらっしゃる間、オリジナルを2〜3曲弾かせていただきました。がやがやとにぎやかな中、一人楽しんでいました(でも、関心持ってコメントくださった方もいました)。

何年か前、京都芸術センターでペトロフのピアノを弾く会というのがあって、弾かせていただいたことがあります。その時の参加者10何名かのうち、一人がジャズを、二人がオリジナルを弾かれました。あとはクラシックです。
ジャズを弾かれた方が、普段はお店でお酒を飲んでいるお客さんの前で弾いていて、こんなにシーンとしてお酒も飲まず(笑)聞かれると弾きにくい、というようなことをおっしゃっていました。確かにジャズライブの場合はなおさら、シーンと聴くのも妙な気がします。ジャズ喫茶などでは、皆真剣にレコード聴いていて、しゃべれない雰囲気のところもありますが(^_^;)。

でも、クラシックも昔はお客さんは黙って聞いてなかったようですね。モーツァルトが、自分の意図したところが受けているかどうか、聴衆の反応で確認していたことが、確か『モーツァルトの手紙』(吉田秀和著/講談社学術文庫)のどこかに書かれていました。今のように、全楽章が終わって初めて拍手するというスタイルでもなかったようですね。

まあ、BGM演奏なのかコンサートなのかで、おのずと聴き方は決まってくると思いますが、どんな状況でも私自身はなるべく聞いてくださっている方々に緊張感を与えない弾き方をしたいなと、一応💦心がけているつもりです。


posted by yoko at 16:11| 京都 ☀| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする